特定の文字列をQRコードへ変換したいと考えたことはありませんか?
QRコード化してくれるWebサイトがいくつもありますが
『セキュリティ的に大丈夫なのか?』と不安になりますよね…
自分のパソコン上で、QRコードを作成できれば安心です
Pythonを利用して「たったの3行」でQRコードを作成しちゃいましょ
QRコード出力手順
ライブラリのインストール
Anaconda Promptを実行
次のコマンドを実行して下さい
pip install pillow qrcode
ライブラリのインストール完了です
QRコード3行で出力
次の3行で、作成できます
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import qrcode img = qrcode.make('https://www.studio-chips.com/') img.save('result.png') |
出力されたQRコード画像
QRコード3行で出力の解説
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####################################################### #QRコード作成 ####################################################### import qrcode #QRコード化したい文字列を指定 QR_STR = 'https://www.studio-chips.com/' #QRコード画像ファイル名 QR_FILE_NAME = 'result.png' #QRコード化したい文字列を設定 img = qrcode.make(QR_STR) #画像ファイルを保存 img.save(QR_FILE_NAME) |
設定を追加してQRコード画像を作る方法
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####################################################### #QRコード作成(QRコードバージョン、誤り訂正レベルの指定) ####################################################### import qrcode #QRコード化したい文字列を指定 QR_STR = 'https://www.studio-chips.com/' #QRコード画像ファイル名 QR_FILE_NAME = 'result2.png' #QRコードの設定 qr = qrcode.QRCode( version=2, #QRコードのバージョン(1~40) error_correction=qrcode.constants.ERROR_CORRECT_H #誤り訂正レベル(L:約7%,M:約15%,Q:約25%,H:約30%) ) #QRコード化したい文字列を追加 qr.add_data(QR_STR) #QRコード作成 qr.make() #QRコードの画像化 img = qr.make_image() #画像ファイルを保存 img.save(QR_FILE_NAME) |
QRコードの設定について解説
QRコードのバージョンや誤り訂正レベル
QRコードには『バージョン』や『誤り訂正レベル』という
物が存在します
バージョンごとに扱える文字の大きさが変わってきます
次のサイトが非常にわかりやすかったです
以下、バージョンの比較のためいくつか作成してみました
バージョン1
バージョン20
バージョン40
あわせて読みたい:QRコード出力GUIアプリの作成
こちらの記事で、QRコード出力GUIアプリの作り方を解説しています
exe化まで手順化していますので、チェックしてみてくださいね!
まとめ:たった3行でQRコード画像は作れる
忙しい人向けにはこちらの3行版で十分機能します
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import qrcode img = qrcode.make('https://www.studio-chips.com/') img.save('result.png') |
もう少し設定をしてQRコードを作成した場合は、
「QRコードのレベル」
「誤り訂正レベル」の設定を行うとよいでしょう
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